2011年8月17日(Wed) 黄金の月
近頃、電動自転車で健康的な生活を送っていたせいで、わが愛車ロードスターに乗る機会が極端に少なかった。先の震災を受けて、この有事の際に“贅沢は敵だ!”として、極端な耐乏生活をしていたのもあって、屋根の開く様なミーハーな車に乗っている事に罪悪感もあった。それで最近、この車の売却を考えて回りの人に相談したことがある。
何人かに相談したが、面白い事に女性は皆“売った方が良い。”というし、男性は皆“置いておいた方が良い。”と言う。
女性の実利を取る現実的な視点と、男性の子供のような夢を追う考え方との違いが如実に出た感じだ。
満月の夜中に目が覚めたので、オープンにして1時間程のドライブに出かけた。
妻を誘ったが、“一人で行って下さい!”と冷たい返事。確かに子供を置いては出かけられないよなー。
ロードスターは勤務医時代に乗っていた思い入れの深い車です。母親には、“またあの屋根の開く車かいな。あんたはあんなんが好きやな。”とあきれられますが、我が兄は“お前のあの車に対する思い入れは誰にもわからんだろう。特に女にはわからん!手放すともう2度と買う事は無い車だから、できるだけ持っておけ。”と言います。
“本当にそうだなー。”と思います。