2009年5月17日(Sun) 学会のシーズン到来

世間は新型インフルエンザの上陸でいよいよパンデミック状態になってきた。しかも関西、しかも神戸や大阪からの発症で同じ関西人としては何とも申し訳ない思いがする。5月6月は学会が各地で開催されるシーズン。関西から東京やその他の地域に行く事そのものに罪悪感すら感じてしまうが、講演依頼があって自分が演者になっている学会もあるので、学会から中止の決定が来るか、“関西からは来ないでくれ。”と依頼がない限りは出席せざるを得ない。9月にUCLAに行く予定になっているが、もう神戸にインフルが来ているのならロスも怖くないかなと思う。というわけで先週、今週とさらに来週、再来週もずーっと毎日曜日に学会が入っており、休みのない季節が始まった。

学会のシーズン到来

先週はインプラント研究会

グランキューブ大阪で大阪口腔インプラント研究会が開催された。同時に同じ建物の中でタオ東洋医学研究会も開催された。両方はムリなので、インプラントの方に出席した。

学会のシーズン到来

UCLAの菅井先生

演者の菅井先生はUCLAにおられた先生でインプラントのエキスパート。先日も日本臨床口腔外科医会で講義を拝聴し、今回も新しいトピックについて講演して頂いた。英保歯科でも早速応用していきますね。

学会のシーズン到来

誰もいない・・・。

今週は9時から始まる講演会に出席。日曜8時半の大阪中央区。通行人はほとんどいない。今日は家族と一緒に過ごしたかったナァと思いながら会場へトボトボ。

学会のシーズン到来

最高の内容に感動!!!

私が尊敬する南昌宏先生の講演内容は“素晴らしい!”の一言だった。南先生はシカゴで会ったAssad Molar先生同様にマイクロスコープの最先端を走る先生。今回はCAD/CAMの応用に関する講義であっという間に時間が過ぎて行った。

学会のシーズン到来

セレックシステム

これが歯の詰め物をCAD/CAMで作る機械。10年前は使い物にならない感じだったが、今回の講義でその進歩にびっくり。型を光学印象と言って写真で型取りして、かぶせの設計をパソコン上でしてミリングマシンで削り出します。保険診療とは全く関係のない世界ですが、要チェックです。

学会のシーズン到来

岡山大学の後輩達も参加。

“英保先生!”と声をかけてくれたのは岡山大学の後輩の先生達です。岡山大学は最近の調査で非常に臨床成績が良いというデーターが出ているらしく、患者さんがそのように教えてくれました。母校が繁栄し、同窓生が活躍するのは嬉しい事ですね。