2011年6月2日(Thu) 戦う歯科医師?
私達の世代の男性アイドルの一人、吉川晃司さんが被災地に乗り込んで、歌ではなく肉体労働によるボランティアをされていたそうです。さすがにやる事がカッコいい。
私の尊敬する岩田健男先生がよく話されます。“(フランス革命の兵舎で働く料理人に対して)あなたは戦場で何をしていますか?”という質問に対して、彼は“(私は兵士の食事を作っています。とは答えずに)私は戦っています。”と答えたと。
歯医者の仕事は“歯をなおすこと。”ではなく“人を幸せにすること。”という意味合いなのですが、今回はその話ではなくて、節電の話です。
震災以降、パソコンのモニターをこまめに消したり、待合室や診療室の明かりを間引いて点灯したりして昨年より電気代を23%節約することができました。
以前から節電を心がけていましたので、この23%というのは、既に絞っていた体重を更に落としたような感じでなかなか大変でしたが充実感があります。
更に、自家用車にほとんど乗らないようにして、電動自転車と徒歩に切り替えています。小学校の学校健診もなるべく電動自転車で行くようにしてみています。
私は決して右翼的な人間ではありませんが、白陵在学時代にそういう価値観が刷り込まれたのか、あるいはもともと好きだったのか、日本という祖国をとても大切に感じますし、天皇陛下の事もとても大切に感じます。
美しい祖国、日本が核で汚染されることはとても嫌な事です。原子力反対と単純には言えませんが、プラカードを持ってデモに参加するために自動車やエネルギーを使うのが正しいのかどうかは解りません。それと同様に、重要な水源を中国人に買い取られている事などが心配でなりません。
アメリカが日本を飼っておく価値が日本に無くなった時には米軍が撤退してしまいます。その時には近隣諸国が一気に日本の土地(資源・メタンハイドレード)を奪いにくるでしょうが、私を含む今の日本人男子は銃を持って戦えるのでしょうか?そんな事をけっこう本気で考えてしまいます。
私が節電やエネルギーの節約を心がけるのは“電気が足らないから。”ではなく、“祖国・日本のために。”という気持ちからなのです。
今日、自転車で急な坂道を必死で登りながらふと思いました。“私は今、日本のために戦っているんだ。”とね。本当の話なんですけど、笑わないで下さいね。