2010年2月14日(Sun) バレンタインのプレゼントは・・・。
大学病院の口腔外科でバリバリ働いていた大学院時代には、見学実習に来ていた衛生士学校の学生さんから抱えきれないほどのチョコをもらっていました。その当時の同期の浜岡先生という先生もたくさんもらっていて、毎年もらったチョコを医局のテーブルの上に広げて、二人で個数を競い合っていた事を思い出します(実話ですよ!実話!!)。最近は不景気の影響(だと信じたい)で、頂くチョコの数もめっきり少なくなって寂しい限りです。今年のバレンタインはと言いますと・・・。

優しいスタッフからいただきました。
患者さんとスタッフから貴重なチョコレートをいただきました。これで家族に自慢できるぞ。二人はそごうで30分以上並んで鉄人坂井シェフのチョコを買ってきてくれましたよ。本当にいつもありがとう。

少しずつ食べよ。
貴重品だからね。少しずつ戴きます。左にあるのは砂糖を使っていない、蜂蜜のチョコだそうです。こちらはたつの市の患者さんが送って下さいました。感謝。
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妻からは大きな箱。
学会シーズンにしては珍しい休日です。久しぶりに子供達と居間でのんびりしていました。そんな私に我が妻はニコニコしながら大きな段ボールを指さして“開けてみて。”と言います。この間デジカメをくれたばかりなのに今度は何かな?自作のスピーカーシステムだったりして。うれしくて涙が出そうです。皆さん、嫁さんはウチのように優しい子をもらうようにしなはれよ。

天国から地獄へ
折角の休日、子供達と貴重な時間を過ごしている私(決して単にゴロゴロしている訳ではありません)に“ヒマなんやったらこれ組み立てて!”と妻。
彼女は楽天で玄関の空きスペースにピタッと入る下駄箱を注文していたそうです。お客様組み立てということらしくて、組み立てるように命令が下りました。
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組み立て説明書ナシ。
組み立て説明書を探しましたが、段ボールの中を入っているのはこれと広告だけです。ごっつい不親切。でもいつもこの手の物を組み立てさせられている私、もとい、組み立て慣れている私は、大体わかりますよ。ただ、初めての人には無理だと思うけど。

口腔外科医魂が燃える!?
この感じはまさにインプラントの埋入じゃないか!これは完璧に仕上げなくては口腔外科医の名が泣くぜ。ということで完璧にまっすぐに埋入してゆきます。
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道行く人が・・・。
インプラント、じゃなくってねじくぎの完璧な埋入をするために、ルーペは欠かせないアイテムです。娘に“診療所にルーペを取りに行くから付き合え。”と言って愛用の拡大鏡をとってきました。これでパーフェクトな仕事ができるぜ!と私。
妻と、道行く人と、そのお供のワンちゃんに不思議そうな目で見られたのは気のせいだと思います。

こんなようけいらんやろ?
こだわりの工房のようで、小ぶりの下駄箱にカムロック2つプラスダボ2つ!!おたくも完璧主義なんですね。と言いたくなるような設計でした。次も何かあったらここに頼もうと思います。
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頼むから・・・。
“お父さん、これ何?お父さん、オトーサン!””バブ、ばぶ、ばぶー!”と子供達。
頼むから邪魔だけしないでくれ。お父さんもやりだしたら完璧に仕上げないと気がすまんのや。
“あっちへ行ってくれー!!”と叫んでも全く効果なし。

無事完成。
2時間かけて無事完成しました。空きスペースの横幅が815mmで、下駄箱の横幅が810mm。遊びが数ミリという大胆なチャレンジをしています。滑るようにぴったりと収まって満足です。
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早速自分達で片付けていました。
子供達も自分達が手伝って(?)完成した下駄箱が気に入ったようで、設置以来きちんと靴をしまっています。良かった、良かった。

妻の名誉のために。
鬼嫁の目にも何とか。じゃないけど、私が下駄箱を組み立てている間に妻は桜餅を作ってくれていたようです。冷えた体に温かいお茶とお饅頭はおいしかった。実は彼女達(妻と娘)は毎年、バレンタインデーや誕生日には手作りのケーキやクッキーをしてくれています。念のため。

子供達もくれました。
子供達もこんなプレゼントをしてくれました。チョコの数より愛情で勝負!!ですかね。