2008年8月18日(Mon) 波照間海運って知ってる?
西表で2泊した後は日本最南端の島、波照間島に向かうことになっている。昔はフェリーで3・4時間かかっていたこの波照間島も、今では石垣ー西表と同様の高速艇が走っており、石垣からたった45分で行くことができる。そのぶん観光客も増えてしまったようで、“果てのサンゴの島”波照間島も多少俗化されてきたようだ。しかし、それでもやっぱりさいはての島であることに変わりはない。もう沖縄で見かけることは無くなったような住居やハテルマブルーの海が私を驚かせてくれた。ここでもヤモリが歓迎の行事をしてくれた事は言うまでもない。

離島桟橋の安永観光の受付です。
石垣と八重山の島々を結ぶ船がすべて発着する所が離島桟橋です。一番大手は安栄観光で写真のように立派なカウンターで営業しています。でも波照間島行きの船は12人が定員ですぐいっぱいになってしまいます。その上予約はできないとの事で、旅のプランが立ちません。西表に行くのなら文句がないのですが・・・。

こっちは波照間海運
一方、波照間専門の海運会社、波照間海運はトイレのそばの廊下にこんな感じで窓口があります。でも、波照間往復の船の予約ができますのでこっちを選択しました。船の名前はニューハテルマだそうで、パラダイス的な雰囲気もあり、ドキドキでした。でも安栄のお下がりとおぼしき船は全然問題なくて安心、しかも速い速い。皆さんも波照間行きは迷わず波照間海運を予約して行って下さい。

空もハテルマ(スカイ)ブルー
どうです?行ってみたくなってきたでしょ?<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>

かまぼこ?
これは画期的な食品。内地でも発売すればヒット間違いなしと思います。八重山かまぼこというおにぎり状のかまぼこですが、周りはかまぼこのような練り製品で、中には炊き込みご飯のような味の付いた米が入っています。味付きのオニギリをかまぼこですっかり包んだ感じで食べやすいしおいしい。皆さんも是非!

八重山かまぼこの中身です。
中身はこんな感じですよ。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>

こんな感じの民家が点在しています。
これこそ八重山という感じでしょう?集落の中にこんなセメンの家が点在しています。こんな家に住んでゆっくり過ごすような人生に憧れますが、もうしばらくは頑張らないとリタイヤにはちょっと早いかな。

波照間ブルー
この写真については説明がいらないと思います。この海が実在しているんですよ!<br><br><br><br><br><br>

最南端の碑
最南端の碑はこんな感じです。20年以上前に私の兄がここに来た時の経験から素晴らしいアドバイスをくれていました。“最南端の碑の上に登って写真を撮ろうとしたら、ぐらぐらして壊れそうだったので、おまえは登って撮らない方がいいぞ!”との事。そんな事だれがしまっかいな。兄は波照間はフェリーで時間がかかったことと、碑がぐらぐらして怖かった事だけ覚えているそうです。・・・。

6月までは南十字星も。
星座観察にはもってこいの条件が整っています。学芸員の方の説明も解り易く、目が闇に慣れてくるに従って、ものすごい数の星や天の川、それに人工衛星までも見えました。ここにも行って下さいね。

人口550人プラス若い人
波照間の人口は550人程度だそうです。そして、住民票を移していない若い人達(女性が多い)が住んでいます。写真のようなしゃれたショップでアルバイトをしてひと夏過ごすようです。

有名なかき氷やさんです。
波照間で評判のかき氷やさん。エアコンもないオープンテラス(というか庭)ですが、お客さんでいっぱいです。

波照間は黒糖で有名
日本一美味しい黒糖が生産される波照間島では、かき氷もこのような感じ。とってもまろやかな甘さで美味しいですよ。

虫歯に注意!
フッ素を使っていますので、簡単には虫歯にならなくなりましたが、それでも、気をつけないと。