2007年9月7日(Fri) 変わってしまったOKINAWA(その3)

基地内のバーでは見た事も無いような形の瓶のビールがあって、空軍の彼は私たちにご馳走してくれました。フィリピン人のウエイトレスが何人かいて気さくに話しかけてくれます。珍しいのでそのビールの空き瓶を2本お土産にしようと思って、基地の中を手に持って歩いていると本物のアメリカンパトカーがサイレンを鳴らして近寄ってきて、“酒を基地外に持ち出すことは犯罪になる。”と言われ、空き瓶を記念に持ち帰ろうと思っている事を告げると笑顔で開放してくれました。その後何回か空軍の彼とは手紙のやり取りをしていましたが、お互いに音信不通になってしまい、今はどうされているのか判りません。でも、この時の出来事は、当時田舎者の(今でもそうですが)学生の私にとっては、夢を見るような出来事でした。そして今でも素晴らしい思い出になっています。