2006年11月13日(Mon) UDONのふるさと香川県
私は岡山大学に長くいましたので、香川県は親近感を覚えます。大学に受かって岡山に住み始めて“中国銀行”なるものを見たときには“なんで日本に中国の銀行があるんやろ?”と思ったり、テレビで四国の企業のCMや四国の天気予報を見たときには“えらく遠くに来たもんだ”と感じたものでした。“うどんが食べたい”という家族のリクエストで小豆島から最終の8時10分のフェリーで高松に渡りました。

豪華客船並みの船内
実は小豆島から四国に渡るのは結構値段が高いのです(岡山から四国の約2倍)。でも船内は豪華。最終の8時10分の便だったので車はガラガラでした。7時55分頃に乗船券売り場に着いて慌てて“間に合いますかね?”と聞くと、“5分前位に乗船だから、並んで待っといて。”とのんきな返事。沖縄の離島の飛行機もこんな感じだったなぁ・・・と思い出しました。島はのんびりゆっくり時間が流れて、羨ましい限りです。

道駅で一泊。通行人にあきれられて・・・。
四国に着いてからカーナビで道の駅を検索しました。道駅はちょっと外れの道路沿いにありますが、必ずトイレがありますので仮眠にはもってこいです。今回泊まった道の駅は駐車場がワンボックスカーの展示場のように、車で泊まる人たちでいっぱいでした。私は私の車の奥に少し間をあけておいて、一人用テントを張って眠りました。このテントは月明かりの下でも設営ができる素晴らしいテントで、中で座る事もできる優れものです。寒かったのですがこの日は素晴らしい満月で、一人で月を見ながらビールを飲んでしばしの静けさを楽しみました。

ウッディにもこんな公園が欲しい!
歴史のある栗林公園は2回目です。10年以上前に行ったことがあります。動物園があったと思うのですが、立派な駐車場になってしまっていました。歴史のある日本庭園は素晴らしく、年を取るにつれてその良さがわかります。ウッディにもひとつくらいこんな公園があったら、三田の品もぐっと上がると思うのですが。

セルフうどんなんか昔からありましたぜ!
さぬきうどんほどピンからキリのものは無いと思います。都会のセルフうどんで、とんでも無いものをさぬきうどんと謳って食べさせていますが、本当に美味しいさぬきうどんは感動ものです。間人(たいざ)のカニを食べた時にも“世の中にこんなに旨いカニがあるのか”と感動しましたが、15年も昔、香川の地元の人に連れて行ってもらったうどん屋の味も“うどんってこんなに美味しいものだったのか”と、強烈なインパクトでした。今回は妻が朝からうどんを食べたいというので、朝の5時からあいているうどん屋に連れていってやりました。さぬきに行ったら天ぷらなどの入っていない釜揚げうどんを味わってください。油が入るとうどんの味は全くわからなくなります。岡山には大学の頃からセルフうどんがありましたし、カラオケボックス発祥の地も岡山なんですよ。岡山、ちょっとだけ偉い!