2006年11月9日(Thu) 寒霞渓のロープウェイ
小豆島といえば寒霞渓。大学病院に勤務している時に小豆島に行った時には、島の北側にあるシルバービーチとか云う所に、男ばっかりで泳ぎに行ったのを思い出しました。民宿に泊まって酒ばかり飲んでいたり、事故の入院患者さんが入って手術を終わらせてから移動したりした事を覚えています。北側はやや寂しい感じのするほうかも知れません。南側は今回始めてだったのですが、なかなか面白く、パラダイスな所もあって楽しめました。

みかん激安!
小豆島の道路脇に無人みかん屋さんがありました。ご覧のように一袋100円です。知らないおばちゃんが“100円ですって!うひょひょひょひょ。”と、私達に話しかけて、そのまま車に乗って行ってしまいました。よっぽど嬉しかったようです。でもそこまで大喜びするほどのことかなぁ・・・。女性と云うのは・・・奥が深いなァ。

みかんたくさん買ったのに・・・。
みかんを買い込んで車を更に走らせると、みかん狩りの看板が見えました。子供が“みかん狩りがしたい!”と言い出したのでやってみる事に。感じのいいおばさんが“さあ、おなかいっぱい、袋にいっぱい。どうぞ!”と大きな手提げ袋をくれました。三田でみかん屋する訳じゃなし・・・。どうしよう。

めちゃうまミカン。くせになりそうです。
もぎたてのミカンってこんなに美味しいものなんですね。気温が高くないので、ひんやり冷たいし、とてもジューシーです。家に一本ミカンの木があれば家族の分くらいできそうですけど、栽培はムズカシイのかな?

パラダイスのようでパラダイスではありません。
モンキーショーがあったので、見てみる事にしました。私達以外にお客さんが数人。3連休のかき入れ時にこの人出・・・。しかもフツーのおばちゃんがサルを連れて出てきたので、“こ、これは・・・パラダイスか?”と思って身構えていました。ところがショーが始まる直前に観光バスからもの凄い人がおりて来て黒山の人だかりです。サルの芸も結構すごくて、芸を間違えるとおばちゃん観客の前でもサルをボコボコになぐっていました。これも凄かった。一見の価値ありです。オススメしますよ。

スリリングなロープウェイ
寒霞渓のロープウェイはかなりの歴史があります。連休はすごい人出で、満員電車のような状態でピストン運転しています。きっと平日はガラガラなんだろうなと思うと、この急激な負荷が心配になってきました。大丈夫だとは思っていても、乗車人数を見ていると・・・。かなりドキドキものでした。

親子で“いらっしゃい!”
寒霞渓は連休の人出でいっぱいです。どこの売店も親子2代に孫まで加えて、家族総出で仕事をしていました。お嬢さんの性格や普段の親子の付き合い方がにじみ出ていて、ほほえましい光景です。このお店は先代がお饅頭を、若旦那がロールケーキを作って、孫がお手伝いをしていました。ケーキを1本買って、その場で切ってもくれますし、是非食べてみてください。コヤマのケーキもおいしいけど、お店の人の一生懸命が伝わってきて、とても美味しいケーキでした。

孔雀園。パラダイス・・・。
孔雀はきっとその昔は珍しいものだったのでしょう。確かに子供の頃にどこかのお土産に羽ペンみたいな物をもらって、顔を引きつらせながら“あ、ありがとうございます・・・。”と言った記憶がありますが。小豆島の孔雀園は敷地内にやたらに多数の孔雀がだらだらしています。唯一のアトラクションは50円でえさを買って与える事。でもみんながやるのでえさを投げてもなかなか反応してくれません。音楽も無く、スタッフも1人か2人がゴミを集めているくらいです。結構な数のお客さんが入場してきますので、きっとつぶれる事はないでしょう。なかなか味わいのある場所でした。