2010年12月12日(Sun) 白梅の塔

関西テレビなどでコメンテーターをされている(我が家にはTVが無いので甚だ失礼ながら存じ上げていなかったのだが)青山繁晴氏の講演会に参加してきました。

かなり右寄りの話をする人だという噂を聞いていたものの、神戸生まれの淳心学院中・高卒・早稲田政経卒業という経歴からも親近感を感じていました。

姫路は我が故郷播州にありますし、淳心と我が母校白陵とは良い意味で競っていましたので、それだけで嬉しく思ってしまうから不思議です。

過去に共同通信の記者をされていた事もある青山氏の講演は一貫して取材に基づいた真実に裏打ちされており(全く右でも左でも無く)本当に素晴らしいものでした。

尖閣、竹島、北方四島などの海にメタンハイドレードという新しい資源が物凄い量存在しているという事実を初めて知りました。

先の大戦での出来事を何も知らない事も思い知らされました。

この日の青山氏の講演の中で、特に“白梅の塔”の話は娘を持つ私には涙をこらえる事ができない内容でした。

また、講演全体の内容は私がここで下手な文章で書くことを許されるようなものではありませんでした。

氏と彼の奥様、そして(株)独立総合研究所のスタッフの全身全霊をかけた取材、研究の賜物なのですから。

是非機会があれば青山繁晴氏の講演を聞きに行って下さい。いや、機会を作って必ず行ってください。強くお勧めします。

学生時代からずっと青い海が大好きで、これまでにグアム、サイパン、沖縄には数えきれないくらい足を運びました。

そんな私ですが先の大戦での日本の戦死者の総数、沖縄での戦死者の数、グアムでのそれ、サイパンでのそれに関してただ一つも答えられませんでした。

今の日本の幸せを謳歌する人間として、これはあまりにも残酷でひどい事だと悟りました。

今月末、75歳になる母親と2人でグアムに旅行に行きます。父親の一周忌が過ぎるので少しでも元気を出させてやりたいと私が企画したものです。

ただ、母の兄は南部戦線で戦死していますので、グアム、サイパンに対して私とは違ったイメージがあります。

今回のグアム旅行は母にとっては初めての南方になりますので戦争の面は一切感じさせない旅行にするつもりです。

しかし私にとっては違った意味を持つものになりそうです。

白梅の塔

自民党も変わった

青山氏は自民党と一切関係の無い方です。そのような中立の方を講演に呼ぶところを見て、少し自民党を見なおしました。今の日本はもう待ったなしで、自民だ民主だと言っている状況では無いように思います。私たち国民一人一人が祖国のために(少しでも)役に立つ何ができるのかを考えるべきでしょう。

白梅の塔

満員です。

郷の音ホール(小ホール)は平日の夜にもかかわらず満員でした。中には18、9歳の青年もおり、三田においても現在の日本の状況を憂いている人がいかに多いかを物語っていました。竹内市長や三田市議会議員の方も多く来場されており党派を超えた活動には感心させられました。三田市は本当に素晴らしい街ですね。