2010年5月5日(Wed) 千年藤ってご存知?
今年のゴールデンウイークは5連休となり、英保歯科では年末年始の休みと同じ長さになりました。
こんなに長い休みがとれる事は滅多にないので、家族で車中泊の小旅行にでもと思っていたのですが、子供の学校の行事や私の体調不良(咳がひどく出る風邪をひいてしまいました。)で家にいる事になりました。庭の草引きや部屋の片付けをして、一日だけは田舎に帰省することにしました。
私の生まれ故郷は宍粟市山崎町なのですが、そこに1000年前からある立派な藤の木があって、天然記念物になっています。結構多くの観光客が来て下さる、田舎の自慢のスポットになっています。
私も夏のような陽気に誘われて、行ってきました。

樹齢1000年を超える藤の木
樹齢100年でもかなり凄いと思うが、1000年は信じ難い。でもこの太い幹を見ると、1000年の風雪に耐えてきたのもわかるような気がする。私が子供の頃はすごく雪が積もっていたこの地方も、温暖化の影響か、雪が降らなくなった。更に1000年、2000年と枯れずに無事でいて欲しいと願う。

本当でしょ?
我が故郷は、鉄道すら通っていない田舎で、何も自慢ができるものが無いが、これだけは本当に天然記念物です。まだまだ見ごろが続くようですので、山崎の大蔵神社(ダサい訳では無いが、オオクラ神社じゃなくダサイ神社と読む)をカーナビにインプットして下さい。でもこの木があるだけですので、念のため。

写真の愛好家などで賑わう。
観光客の中には、高級一眼レフを手にしたカメラマンが目立つ。私の愛機 PowerShot S90 で妻に写真を撮らせていると、見るに見かねた年配の御仁(彼のキャノンの一眼のホットシューには水準器が燦然と輝いていた)が“此処はもっとズームを使って撮らないと駄目ですぞ。良いカメラをお持ちなんじゃから、活用しないと。”と御指導戴いた。カメラ好きはわかりやすいナァ。

所狭しと咲き乱れる。
圧巻です。
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懐かしい菓子屋見つけた
小学生の頃近くの山にある秘密基地に行く前に、食料を仕入れていたお店が健在だった。というか、えらく綺麗になってあの頃よりずっとはやっているぞ。あの時は確か30円位でカップケーキを買ったものだ。ケーキの上には体に悪そうな真っ赤なゼリーが1個ちょこんと乗っていたのを覚えているぞ。

今でもあるやんか!!
な、な、何と!今でもあの40年前の姿のままのカップケーキが販売されていた。体に悪そうな赤いゼリーも全く変わってないぞ。店のおばちゃんに“カップケーキ、昔と全然変わってませんね。”と言うと、苦笑いしていた。
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因みにこんな物もあります。
山崎町の町花は(三田と同じで)さつきですので、さつきまんじゅう(そのまんまやんか!)が銘菓です。
あと、揖保川(揖保の糸というそうめんをさらしていた事で有名な川。私たちは子供の頃そのはるか上流で思いっきり泳いでいたのですが。)がアユ釣りで有名なので、アユ最中がもう一つの銘菓です。

三田までは楽勝です。
神戸三田を超えて大阪方面へ帰る方は気をつけてお帰り下さい。
三田市民は盆も正月もゴールデンウイークも渋滞知らず。
いつも神戸三田から渋滞が始まります。悪しからず。