2010年1月6日(Wed) 新たな気持ちで新年を迎えました。
昨年末は、今までの人生の中で最大の悲しみを経験したように思います。でも、こんな時こそ友達や先輩の存在やメッセージがとても勇気づけてくれます。
私の母親は中学生の時に彼女の母親を病気で亡くしました。母は“自分の親が死んだ時には本当に不安で心細いもの。ましてや中学生には大変ショックなものです。でもお通夜やお葬式に,同級生や友達が来てくれた時にどんなに安心して救われたかを今でも覚えている。”と何度も話してくれていました。ですから私も友人のご両親のお葬式にはなるべく出席するようにしていました。
今回それが自分の身に回ってきて,それが本当に本当なのだと感じました。続々と駆けつけて下さる歯科医師会の先輩、後輩、同窓会の先輩、後輩、大学の先輩、後輩、小中学校時代の友人、普段の出入りの業者さん。どれだけ勇気づけられ、どれだけうれしかったか言葉に尽くせません。また、あのような状況で、電報やお花を下さった方々の心の温かさは経験したものでないとわからないものだと思います。
今回、私の友人達が色々な言葉を寄せてくれました。Matt は“ずっと、ずっと祈り続けています。”と言ってくれました。
親友の幹夫は次のようなメッセージを与えてくれました。
ー略ー
誰かの唄で、『私のお墓の前で泣かないで下さい・・・』と言うのがあるよね。
あれは本当だと思う。親父はあんな石の下には居ない。
常に親父は僕を見ているし、視線を感じることもよく有ります。
別にオカルト的に言ってるのではなくて、ホントにそう思っています。
若い頃に父親をなくした妻も同様の事を言います。
何かちょっとした事が起こったときに、ああこれは親父だな、と思うこともある。
つまり、英保先生も僕も親父を亡くしたけど、実は死んでなんかいない、ということ。
まさにあの唄の通りの事だと実感する事がよくあります。
ー略ー
私も、幹夫の言う通り、今でもすぐ傍で父親が見守ってくれていると感じます。私がメソメソ、クヨクヨして暗い顔をしているのを父親が見て喜ぶはずがありません。
今まで以上に、天職の歯科医師として活躍することが親父を喜ばせる事になると思っています。
新年を迎えて新たな気持ちで頑張ってゆきますので、宜しくお願いします。