2008年6月9日(Mon) 頭が高い!控えおろう!!

今日は歯科医師会の福田先生からおそばを頂きました。福田先生はそば打ち3段(!!)の腕前です。初段程度はざらにいるそうですが(失礼。)、3段は全国でも100人いないそうで、もの凄い腕前と云う事です。実際、昨年末に頂いた年越し蕎麦は昼ごろもらって持って帰ったらすぐに我が家のリトルギャング共の餌食になって夜は市販の蕎麦(といっても四つ葉さんで届けてもらったちゃんとしたやつですけど)を食べるはめになってしまいました。このおそば、人生で一番美味しいそばと言ってもウソではありません。福田先生、歯医者なんかやってないで、蕎麦屋やって下さいよ。そしたら、毎日でも食べに行きますよ。

頭が高い!控えおろう!!

福田先生、カッコ良すぎ!

見て下さい、この雄姿。道具も衣装もすべて自前で揃えられたそうで、めっちゃ似合ってますよ。実は私の父親の事も良く知って下さっていらっしゃる先生で、温厚で真面目な方です。普段は往診にも力を入れて頑張っておられる赤ひげ先生ですが、ひとたび蕎麦を打ち出すと顔が変わって真剣そのもの。ワイワイ騒いでいると、“気が散るぜ。邪魔する奴には蕎麦食わせねえよ!”と、なぜか関東弁。みんな、静かにして待っていなさい。

頭が高い!控えおろう!!

まず床の間に飾る。

我が家では引っ越ししてから床の間というのができました。(そこ、“ゆかのま”ではありませんぞ。“とこのま”。)何かありがたい物を頂いたら、(なぜか)とりあえず床の間に飾って感謝します。このきめの細かさと一糸乱れぬ切り口。只者ではありません。ゆがく時間は1分くらいということですが、女に任せていたら大体にしよるので、私が目覚まし時計片手に投入時間とあげる時間を指示します。でも妻は相手にしてくれず、勝手にやっています。これだから女はだめだよな・。あの・・・・。相手にして・・・。

頭が高い!控えおろう!!

日本人なら風流という言葉知ってるやろ。

なんせ蕎麦打ち3段の名人のお蕎麦です。Tシャツで食べるのはは失礼かと思い、襟付きのシャツに着替えて待っていました。きっとざるそばタイプのざるに乗って、おだしも竹ずつのような器に入って、わさびは当然本わさびが・・・。と思っていると・・・。運ばれてきたのはこのざるに入ったお蕎麦です。君はアメリカ人か?中身が一緒なら味も一緒というのは外人の考え方。このざるはないやろ。

頭が高い!控えおろう!!

ちょっと待て・!!

ぶつくさ文句を言っていると、いただきますも言わずにリトルギャングが手を出し始めました。こらこら、手で取らずにお箸で取りなさい。子供は蕎麦よりうどんが好きなはずなのに、渋いうちの子供は旨い物は知っています。私ももたもたしていると、全部なくなっちゃうので、戦闘開始!

頭が高い!控えおろう!!

良かった。

後から私の分だけ特別に出てきました。良かった・・・。しかし、子供の食欲と真正面から戦うのはあきらめた方が良さそうですね。福田先生、御馳走さまでした。本当に美味しかったです。またよろしくお願いします。